協賛企業各社が選ぶ「協賛企業賞」15作品が決定しました。審査対象となるのは、一般部門とは異なり、その課題に応募されたすべての作品。受賞した15作品と共に、受賞者の喜びのコメント、協賛企業からのお祝いのコメントを紹介します。
川田工業
川田工業の魅力を伝えるアイデア
キャッチフレーズ
この虹も川田が架けてるの?

富士見丘中学高等学校
山本 詩絵(中2)
協賛企業賞を頂き、とても嬉しく思います。「川田工業の魅力を伝えるアイデア」という課題は難しく感じましたが、ホームページの動画を見て、大きな橋を造る仕事がとても夢のあるものだと知りました。その夢を「虹」という言葉で表現し、キャッチコピーを考えました。この課題に挑戦したことで、どの街の風景の見え方も変わった気がします。
川田工業 広報室 課長 萩原 聡子氏
このたびは、当社の課題にたくさんのご応募をいただき、感謝申し上げます。そして山本さん、思わず空を見上げて「そうだよ!」と返事したくなるフレーズをありがとうございます!当社のように“知る人ぞ知る”企業を表現するのは非常に難しかっただろうと思いますが、当社の技術の歴史の象徴である橋梁事業と、そこから発展してきた超高層ビルの建築鉄骨など、見上げた先にある川田工業の数々の実績を、「虹」という夢のある響きで素敵に表現してくれました。大きな構造物の製作や施工は、もちろん当社だけでできるわけではありません。実にたくさんの人々が関わっています。「虹」=「七色」は、色々な人が関わり、色々な物を創り出し、色々なことが起こる…といった多様性を連想させてくれます。また、川田工業の、100年を超える歴史のなかで派生的に誕生したIT事業やロボティクス事業、航空事業など、グループ会社への広がりも感じさせてくれます。虹の向こうには、明るく希望に満ちた未来が待っている!ご応募いただいた皆さんの益々の活躍を期待します。
環境再生保全機構
熱中症対策について「クール」で「ホット」なキャッチフレーズ
キャッチフレーズ
「今まで」は通用しない「これから」
のために正しい熱中症対策を

山口県立防府商工高等学校
陳内 優衣(高3)
協賛企業賞を受賞することができ、とても嬉しいです。今までキャッチコピーを考えたことはなかったので、難しかったですが楽しみながら取り組むことができました。この経験を今後の人生に活かしていきたいと思います。選んでいただきありがとうございます。
環境再生保全機構 理事長 飯塚 智氏
この度は受賞おめでとうございます。多くのお題の中から(独)環境再生保全機構(略称ERCA)にご応募いただき、ありがとうございました。どの作品も熱中症対策について熱心に調べられたことが伝わってくる素敵な作品でした。気候変動の深刻化に伴い身近になった熱中症。ERCAからは、老若男女問わずあらゆる人に熱中症の怖さが伝わり、自分の事と捉えてもらえるキャッチフレーズを募集しました。受賞作品は、夏期にエアコンを使用しない多くの方がお持ちの「今までは大丈夫だった。」という油断や過信に働きかけ、一人ひとりが「これからの正しい熱中症対策とは何か」を考えるきっかけとなる的確な言葉であると感じました。「今まで」から「これから」へ。地球沸騰化時代の正しい熱中症対策を多くの人にお伝えできるよう、ERCAは尽力して参りますので、ご期待ください。今回ご応募いただいた皆様に重ねてお礼申し上げるとともに、益々のご活躍をお祈りいたします。
小学館
中高生が「ライトノベル」を読んでみたくなるアイディア
キャッチフレーズ
ライトに読んでディープにハマる

相模原中等教育学校
軍司 春菜(中3)
私の応募のきっかけは学校の授業でした。そこで初めてこの賞の存在を知ったので自ら応募したわけではない私ですが、実際に考え始めてみると頭の中にイメージが浮かぶ感じが面白く、楽しませていただきました。そんな中受賞という形で評価いただけたこと、非常に光栄に思います。ありがとうございます。
小学館 ガガガ文庫編集部 編集長 星野 博規氏
受賞おめでとうございます。今回、非常に多くの応募をいただきまして、たいへん嬉しく思っております。「若者の読書離れ」という言葉をメディア等で見かけることも多い昨今ですが、これだけ多くの中高生の方々が、自分の「推し」小説を皆に読んでほしいという熱い気持ちを言葉にしてくれたのだと感激し、出版に携わる者として勇気とエネルギーを頂きました。また、中高生の皆様の枠に囚われない、バラエティ豊かなキャッチコピーに言葉というものの面白さを改めて実感いたしました。今回の受賞作品は「ライトノベルが読みたくなる」というテーマに対し、ストレートかつシンプルに「読書という沼にハマる楽しさ」を表現してくれた言葉選びが秀逸でした。青春とは「寝食を忘れて何かに没頭してしまう、沼にハマっている時間」なのかもしれません。その中の一つがライトノベルだったら、ガガガ文庫編集部として…