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リアルな体験価値を活かすOOH事例

量販店の動線を意識した広告配置を実施し、イベントとの連動で高いレバレッジ効果を発揮

久保田篤氏(TVS REGZA)

テレビ、およびその周辺機器の開発・販売を行うTVS REGZAは2024年7月、大型のOOHを東京メトロ渋谷駅に掲出するキャンペーンを実施。同9、12月にも、全国複数都市で掲出を行った。OOHにおける従来の予算配分を見直し、YouTube広告と同程度の予算を投入する新しい試みを実施した同社 商品戦略本部 ブランド戦略・広報部長の久保田篤氏に話を聞いた。

6種の映画ポスター風ビジュアル 目指したのは「押し付けない広告」

TVS REGZAは地上波やネット動画などプラットフォーム問わず、好みの番組のおすすめを表示することで、観たいものを好きなだけ観ることができる機能「ざんまいスマートアクセス」の価値を訴求すべく、テレビCMやYouTube、TVerなどに出稿。同社が提供する大型テレビの購買力とブランド認知度向上をテーマに、「観たいものだけ、好きなだけ。」というキャッチコピーを設定した。2024年はテレビCMと連動した大型OOHを掲出するキャンペーンを複数回実施している。

新商品の発売にあわせ、同年7月8日から14日にかけて同社内ではOOH広告を出稿。Snow Manの目黒蓮を起用した大型OOHを東京メトロ渋谷駅に掲出し、SNSでの拡散を狙ったという。…

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