デジタルの世界で知名度を確立させたブランドがさらなる顧客との接点拡大を目指したり、従来は人的営業中心だった企業が、テレビCMの活用に踏み切る機会があります。なぜテレビCMを選んだのか。初めて出稿する際に、どのような戦略を持って臨んだのか。担当者に話を聞きます。
口コミで広がったプロダクトより広く届けるためテレビを活用
ノーコードWeb制作プラットフォーム「Studio」を提供するStudio。同社は2017年のサービス開始以来、コーディング不要でWebサイトのデザインから公開、運用までをワンストップで実現できるプラットフォームを提供している。登録ユーザー数は50万人を超え、すでに15万以上のサイトが公開されているという。
これまで同社は、プロダクトの機能や価値をマーケティングや営業に結びつけていくPLG(プロダクトレッドグロース)戦略を採用してきた。実際にプロダクトを使ったユーザーによる口コミの広がりによって、事業の成長を遂げてきたのだ。そのため、サービス開始当初はマーケティング活動にはあまり注力する必要がなかったという。しかし、ユーザーはWebデザイナーが中心だったことから、...
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