広告をキャリアの起点に、映画の脚本やプロデュースを手掛け、小説家としても活躍するdentsu Japan グロースオフィサー/エグゼクティブ・クリエーティブ・ディレクターの高崎卓馬氏。そんな多様な表現を手掛ける高崎氏の目に現在の「広告」はどう見えているのか。そして、これからの「広告」はどうあるべきなのかについて話を聞いた。
広告が共通言語として機能する豊かな社会をつくるために
―産業界、あるいは社会における広告の捉え方はどう変化してきたと思いますか。
ここ数十年での一番大きな変化は、やはりインターネットの登場です。私が仕事を始めた1990年代は4マス主体でも、特にテレビという場所に注目が集まり、…
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