広告・コミュニケーションのクライアントワークに加え、雑誌やニュースサイトの編集長などメディアコンテンツの制作にも関わり、「本屋大賞」の立ち上げや本屋B&Bの運営まで活躍の幅を広げる博報堂 執行役員/エグゼクティブクリエイティブディレクターの嶋浩一郎氏。そんな嶋氏に、多様化する時代に広告が果たすべき役割について、話を聞いた。
広告が共通言語として機能する豊かな社会をつくるために
―産業界、あるいは社会における「広告」の捉え方はどう変化してきたと感じていますか。
マーケティングにおいては、2024年に定義が刷新され、消費者だけではなく、…
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