2001年の創業以来、ATMをベースに事業を拡大してきたセブン銀行。2021年には“お客さまの「あったらいいな」を超えて、日常の未来を生みだし続ける。”というパーパスを策定。パーパス実現に向けて、常にお客さまに寄り添い、絶えず新しいことに挑戦しています。
新たな体験価値創出のためのマーケティング高度化を目指し、2023年度より宣伝会議との取り組みがスタート。2024年度はブランディングの視点も追加し、『マーケティングコミュニティ2024@宣伝会議』として、外部のマーケターやプランナーの方々との対話を通じて、新たな価値創出のため活動しています。
本連載では、プログラムに参加しているセブン銀行グループメンバーが編集・執筆担当になって、活動の様子をVOL.1-3の全3回でレポートします。
VOL.1 記事制作担当
第1回講義レポート
人と人を人の視点でつなぐ発想とは……
マーケティング思考はひとつではないので、いろいろな意見があってよく、自分なりの考えをもつことが大切であるという大前提のもと、矢野さんは「ピープル・ファーストの思想」を提唱しています。それは“人”を中心にしてマーケティングを行う発想で、顧客のみならず従業員、企業も含めた三方良しの「三位一体ブランディング」が自分ゴト化を促進し、顧客体験と従業員体験の双方を一緒に満足させる、という考えです。
具体的な方法として一番重視すべきと言われていた、HOWやWHYではなく、WHY PEOPLE(なぜ人は○○なのか)で考えた課題設定をすぐにでも実践してみようと思いました。
【講師】
第2回講義レポート
マーケティング活動は社会における企業の存在意義となる
マーケティングという言葉の定義は、顧客に向き合うからこそ顧客の変化に伴い時代によって変化します。マーケティングの考え方は「誰に、何を、いつ、どこで、どうやって提供するか」であり、商売そのものと言えるのです。
商売をする企業の活動とマーケティングは切り離して考えることはできず、顧客に対して価値を提供し続けることで企業は持続可能な成長を実現できます。企業が行うマーケティング活動は消費者の行動や価値観に影響を及ぼし、社会にも多大な影響を与える重要な活動であり、その活動によって社会課題の解決や社会的価値を創造することで、企業価値も向上していくことができます。
【講師】
第3回講義レポート
企業成長の鍵はPRの上手な活用
「広報・PR」は自社を取り巻くさまざまなステークホルダーと良好な関係性を築くことが目的であり、社会を味方につけ自社の強みをより効果的に伝えていくことで、企業価値向上、事業機会の最大化につながります。より効果的なPRをしていくためには、世間の関心に合わせで情報を編集する「見立て力」が重要です。自社のコンテンツ(情報)に受け手の関心を引き、ポジティブな反応を引き出すようなコンテキスト(文脈)を与える(見立てる)ことで、相手に伝わるPRとなります。
PR担当と事業部で具体的な目標等は違っても、企業価値を高めるという大きな観点ではお互いの視点共有や具体施策への落とし込みを連携して行っていく必要があると感じました。
【講師】
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株式会社セプン銀行