テレビ朝日は2024年7月、電通とメタバースプラットフォーム「cluster」を提供するクラスターと共に共同出資事業を開始した。目的は、新しい体験型エンタテイメントの提供や、クリエイターエコノミーの機会創出、さらに企業によるメタバースのマーケティング活用を支援すること。メタバースの活用をはじめとした、テレビ朝日の新たな事業について、テレビ朝日 コンテンツ編成局 新メディア担当局次長の船引貴史氏に話を聞いた。
3社の強みを活かし新事業始動 地上波と連動したメタバース企画
テレビ朝日は、電通とクラスターの3社で共同出資事業を開始。それぞれの強みを活かし、マスメディアとイマーシブメディアを掛け合わせた新しいユーザー体験を提供するとともに、メタバースをマーケティング活用するためのテレビメディア連動型効果指標モデルの設計やトライアルを実施した。
取り組みの第1弾として、7月20日~9月1日に、テレビ番組連動型のメタバースイベント「メタメタ大作戦」を毎日開催。…
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