広告マーケティングの専門メディア

           

マスメディア企業のDXと新・広告ソリューション開発

進むテレビ番組のインターネット配信 放送収入が振るわない中で欠かせない事業に

「TVer」や「FOD」、「ABEMA」などドラマやアニメ、バラエティなどのテレビ動画や、オリジナル番組などが視聴可能な動画配信サービスが浸透している今。インターネット配信は、放送収入が減少傾向にあるテレビ各局の経営課題を解決できるのか。テレビ番組のネット配信について、連載「広告業界トピックス TV&RADIO」(著者:明石庸司氏)をもとに解説する。

民放テレビキー局ホールディングス(HD)5社の2023年度3月期連結決算。売上高は4社が増収、1社が減収で、営業利益は1社が増益、4社が減益となった。配信関連事業は5社揃って増収となった一方、5社とも放送収入が振るわず、配信広告やイベント事業などで補う形となった。配信関連事業は民放キー局5社ともに増収。ネット配信はテレビ局において、いまや欠かせない事業となっている(2024年...

あと80%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

お得なセットプランへの申込みはこちら

マスメディア企業のDXと新・広告ソリューション開発 の記事一覧

フジテレビが強化するキャラクタービジネス 専門性を持つ人材を採用し、海外進出も狙う
マスメディアはメタバースで少数コミュニティにアプローチできるのか?
IPのメディアフランチャイズが加速 注目は「ブランデッドエンタテイメント」
メディア独自の情報にある「希少性」 AI時代にこそ取材の価値は高まる
AI時代の記者・編集者に何ができる? 人間との分岐点は「質」と「信頼」
新聞という資源で社会課題は解決できるか? ローカル視点が活きる、地方新聞社発の施策
CTVが普及する時代における放送局のこれからのビジネスモデルとは
新聞の信頼度の高さを活かす 紙×デジタル融合の広告提案を目指す
安全性や信頼性にはアドバンテージ テレビの改善の余地は「柔軟性」にある
雑誌由来のWebメディアに求められるのは「コンテンツマーケティング」の推進
求められているのは「質」の可視化 いま必要な紙メディアの「価値指標」とは?
世界的な音声コンテンツの伸長を活かせるか AM停波におけるラジオ局ビジネスの行方
進むテレビ番組のインターネット配信 放送収入が振るわない中で欠かせない事業に(この記事です)
宣伝会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する