広告マーケティングの専門メディア

           

宣伝会議賞

目の前の人に向き合い「書く前に聴く」ことで言葉や解決策を見つける

金そよん氏

博報堂のコピーライター・クリエイティブディレクターを経て、がんの社会課題の解決に取り組む団体CancerXの立ち上げから関わってきた金氏。ソーシャルアクションとクリエイティビティの接点を見出しながら活動している同氏に、これまでのキャリアについて聞いた。

「コレクティブインパクト」を掲げ社会課題の解決に取り組む

―これまでのキャリアについて教えてください。

専門は日本語学。卒業後に韓国で日本語を教える仕事に就くつもりで、大学院まで進学しました。日本語の歴史を研究しており、一日中書庫にこもって、言葉を発さないこともしばしば。そんな中で、近くのイベントスペースで行われていた企業インターンの合同説明会に参加したんです。そこで当時、私が興味を持っていた企業の手前のブースに、人だかりができていた。それが博報堂のブースで、これが私にとっての広告界との出会いでした。

社会貢献活動に積極的に関わり始めたのは、...

あと80%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

お得なセットプランへの申込みはこちら

宣伝会議賞 の記事一覧

「ステートメント」を書くことで見えてくる、コピーライターとしての生き方
目の前の人に向き合い「書く前に聴く」ことで言葉や解決策を見つける(この記事です)
宇宙から広告の道へ 「言葉」と「発明」で誰かの幸せをつくる
協賛企業の誌面オリエンテーション1~7
協賛企業の誌面オリエンテーション8~14
協賛企業の誌面オリエンテーション15~20
協賛企業の誌面オリエンテーション21~26
協賛企業の誌面オリエンテーション27~30
第62回「宣伝会議賞」作品募集開始!
最終審査員・審査員
経営者として言葉を使い分けあらゆる立場の人に伝える
コピーライターの役割は「代筆」であり、「代考」である。
肩書きをなくして人や企業に寄り添う言語化のスペシャリスト
宣伝会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する