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アドタイデイズ

価値を高めつつ、無駄を省く スターバックスとMizkanが考えるAI活用法

濵野努氏(スターバックス コーヒー ジャパン)、渡邉英右氏(Mizkan)

顧客接点がデジタルシフトする時代に、人のクリエイティビティとテクノロジーの掛け合わせによって、魅力的なブランドの体験をどのように創造するべきか。スターバックスコーヒージャパンChief Digital Transformation Officer濵野努氏と、Mizkan執行役員Chief Digital Officerデジタル推進本部本部長渡邉英右氏が登壇。「CDOが見据えるAIと人が紡ぐ、これからの顧客体験」と題してパネルディスカッションを行った。

スターバックスコーヒージャパンCDO濵野努氏(中央)と、Mizkan執行役員Chief Digital Officerデジタル推進本部本部長渡邉英右氏(右)。

スターバックスコーヒージャパン
Chief Digital
Transformation Officer
濵野努氏

情報誌出版会社を経て、1993年に大手ソフトウェア開発会社に入社。2014年より外資系生命保険会社でマーケティング・コミュニケーション部長に就任。2017年2月よりスターバックスコーヒージャパンデジタル戦略本部長に就任し、2023年10月より現職。

Mizkan
執行役員Chief Digital Officer
デジタル推進本部本部長
渡邉英右氏

日本マイクロソフトなどを経て、日本マクドナルドのマーケティング本部の上席部長としてスマホアプリやゲームと連携したデジタル、CRM施策を推進。2018年11月、Mizkan Holdings執行役員CDOに就任。

社内のDXを推進する「CDO」というポジション

―現在のCDOとしてのお2人の大きなミッションは、組織のDXにあると思います。現在のCDOとしての役割、仕事の範囲などについて教えてください。

濵野:私が現在、担当しているのは、デジタル戦略本部とトランスフォーメーション推進本部の2つ。デジタル戦略側では、主にデジタルサービスを活用した顧客接点づくりや、CRMを担っています。また後者においては、スターバックスの次世代店舗に関するプランニングとモデルづくりに取り組んでいます。

渡邉:...

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