顧客接点がデジタルシフトする時代に、人のクリエイティビティとテクノロジーの掛け合わせによって、魅力的なブランドの体験をどのように創造するべきか。スターバックスコーヒージャパンChief Digital Transformation Officer濵野努氏と、Mizkan執行役員Chief Digital Officerデジタル推進本部本部長渡邉英右氏が登壇。「CDOが見据えるAIと人が紡ぐ、これからの顧客体験」と題してパネルディスカッションを行った。
社内のDXを推進する「CDO」というポジション
―現在のCDOとしてのお2人の大きなミッションは、組織のDXにあると思います。現在のCDOとしての役割、仕事の範囲などについて教えてください。
濵野:私が現在、担当しているのは、デジタル戦略本部とトランスフォーメーション推進本部の2つ。デジタル戦略側では、主にデジタルサービスを活用した顧客接点づくりや、CRMを担っています。また後者においては、スターバックスの次世代店舗に関するプランニングとモデルづくりに取り組んでいます。
渡邉:...
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