地方紙各社が取り組む多様なデジタル関連企画
急速に進み続けるデジタル時代の中で、地域に根を張る地方紙各社も、多様なデジタル関連企画に取り組んでいる。小学生や中学生を対象とした交流サイトを設けたり、災害の記憶をデジタルの力を生かして継承したり、地元のシンクタンクに会員向け情報サイトを制作したりと、さまざまだ。今回は6～7月に各社が始めた新たな取り組みを取り上げたい。
例えば、熊本日日新聞社は7月、小中学生新聞「くまTOMO」の読者向けのオンライン交流サイトを開設した。児童・生徒を対象に開かれるイベントの参加受付や、事前学習用の動画の配信などが主なコンテンツだ。Webサイト内には、児童・生徒が相互交流できる投稿機能が搭載されている。…
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