左利きの人向けの製品を扱う「左ききの道具店」を運営するLANCH代表取締役の加藤信吾氏。「コピーの価値を高められないか」という想いから、書き手としてだけでなく「一緒に考える」ことを強く意識するようになった、と話す。
「答えを出す」仕事から「問いをつくる」仕事へ
―これまでのキャリアについて教えてください。
大学でコピーライターが講師を務める講座があり、その仕事に興味を持ったことが今の仕事を選んだきっかけです。しかし大学卒業後は、「コピー機」を売る会社に入って営業に配属されました。それでも、やっぱり書く仕事がしたくて制作会社に転職。コピーライターとして6年間、採用広告に携わっていました。
その後、...
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