10年間の広告会社勤務を経て、現在はWWFジャパン(世界自然保護基金ジャパン)ブランド・コミュニケーション室の室長を務める渡辺友則氏。様々なステークホルダー間の複雑な関係性を紐解くために、コピーライティングのスキルが生かされているのだと話す。
コミュニケーションのプロとして社会課題解決を目指す
―これまでのキャリアについて教えてください。
就職活動中、社会貢献をしたいという想いでNPOやNGOに就職の相談に行きましたが、どこも求めていたのは即戦力。それならばまずはコミュニケーションのプロになろうと、広告会社に就職することにしました。今でこそ「社会貢献活動をしたい」と広告会社を目指す学生は多いと聞きますが、当時は世の中的にもそうした動きは盛り上がっていませんでした。そこで、ACジャパンの仕事や自主提案をしながら可能な限り、社会貢献活...
あと80%