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生成AI時代のブランドセーフティを考える

三井不動産グループ全体の価値を高めるデジタル広告の品質向上への取り組み

住田奈穂氏(三井不動産)

2019年度からグループ全体のブランド再構築に取り組み始めた三井不動産。ミッションのひとつとして「メディアバイイング手法の検討とデジタル広告の品質向上」を掲げ、2021年よりアドベリフィケーションツールを導入している。同社でデジタル広告の運用を担当する、広報部の住田奈穂氏に話を聞いた。

ブランド価値向上施策の一環でデジタル広告の品質向上に着手

総合不動産デベロッパーである三井不動産は、国内外400社以上のグループ企業を擁し、オフィスビルや商業施設などの不動産開発や賃貸事業、物流、産学連携など幅広い事業を展開している。

同社では2024年4月、新グループ長期経営方針として「&INNOVATION 2030」を策定。新経営理念を制定したほか、コーポレートメッセージとして「さあ、街から未来をかえよう」を掲げ、グループとしてのロゴマークも刷新した。

同社がコーポレートブランドの再構築に着手したのは2019年のこと。三井不動産広報部が中心となり、グループ全体でのブランド管理や広告の品質課題への対策・効率化などに取り組んできたという。

「これまで当社では、テレビ、新聞、YouTube、Web記事SNS等で企業広告を展開してきました。またグループ全体を見わたすと、…

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