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生成AI時代のブランドセーフティを考える

アフィリエイト広告の不正トラフィックを排除 デジマの効果を最大化するバイク王の対策

大石和生氏(バイク王&カンパニー)

ブログなどのWebサイト上に掲載されたアフィリエイトリンクをクリックした消費者が、広告主のページで商品の購入や申し込みを行うことでアフィリエイターに報酬が発生するアフィリエイト広告。2023年度の国内市場規模は前年度比7.3%を見込む(※)など拡大傾向にある一方で、虚偽、誇大広告といった不正も問題視されている。バイク王&カンパニーのアドフラウド対策において浮かび上がったのも、同システムによる不正トラフィックだった。

※「アフィリエイト市場に関する調査(2024)」矢野経済研究所調べ。

アフィリエイトサイト経由の広告費の流出が課題に

「まだ世界にない、感動をつくる。」をコーポレートミッションに掲げ、ビジョンである「バイクライフの生涯パートナー」の実現に向けて、バイクの買取・販売・整備事業を展開するバイク王&カンパニー。同社は2019年にデジタルマーケティングの専門チームを設立し、大石和生氏が中心となってデジタル広告の運用と公式ブランドサイトの運用を行ってきた。

現在の買取申込は90%以上がWebサイト経由。以前はテレビ・ラジオ・新聞・雑誌などのマス広告を中心に広告出稿を行ってきたが、現在は顧客のデジタルシフトに合わせて広告費の65~70%程度をWeb広告に充てている。

そんな同社がアドフラウドツールを導入したのは2020年6月のこと。…

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