環境への配慮、地域の記録づくりなど
地方紙各社の取り組み多様化
地域に密着する地方紙各社は、さまざまな形で地元に貢献すべく、さらに取り組みを多様化させている。環境への配慮や地域のアーカイブづくり、過疎地への新聞配達の課題解決に向けた実験など、その動きは多岐にわたる。デジタルサイネージ(電子看板)の活用も広がっている。今回は最近の動きに焦点を当て、いくつかについて紹介したい。
読者と共に地域の記録残す電子アーカイブを公開
長野県の信濃毎日新聞は6月、小学校の卒業式や家族での田植えの様子など、読者らから募った写真やエピソードで、長野県民の暮らしを振り返るデジタルアーカイブを公開した。あさま山荘事件(1972年)や長野冬季五輪(1998年)など、...
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