牛乳石鹼共進社は1928年にロングセラーブランド「カウブランド赤箱」を発売。同社が長年取り扱ってきた「石けん」を取り巻く社会状況が時代を経て変化する中で、一時は低迷した売上のV字回復をどのように図ったのか。「カウブランド赤箱」を担当する、牛乳石鹼共進社マーケティング部課長代理の藤松源氏に話を聞いた。
発売から96年のロングセラー リブランディングで売上アップ
図 カウブランド赤箱計 売上推移(1991年度を1として指数化)
牛乳石鹼共進社が展開する「カウブランド赤箱」は、1928年の発売から96年を迎えるロングセラーブランドだ。ブランドの核となる商品は販売当初と変わらず“固形石けん”だが、近年ではリップクリームや練香水などの派生アイテムの販売も…
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