放送局における番組プロモーションの手段は多様化。テレビ東京でもマーケティング局が中心となり、新時代の“番宣”に取り組んでいる。そんな同局が注目したのは、Instagram広告だ。加えて、今回は出稿に合わせて、Instagram広告における視聴者獲得にむけた効果の可視化に挑戦。Meta社のデータクリーンルーム「Advanced Analytics」と博報堂DYメディアパートナーズが提供するAaaSのデータを突合させることで、広告に触れた人の番組視聴者数を実数で割り出すプロジェクトの全容を追った。
編集協力:博報堂DYメディアパートナーズ
テレビ×Instagram広告の「勝ちパターン」を見つけたい
――今回のプロジェクトの概要について教えて下さい。
安田:私たちTV AaaS Labでは、放送局が有するコンテンツの価値発掘や、マーケティングの高度化支援を行っています。その取り組みのひとつとして、テレビ東京さんのInstagram広告における番宣効果の可視化に挑みました。今回の目的は、放送局の番組プロモーションにおけるInstagram広告の“勝ちパターン”を見つけることでした。データ分析の対象にしたのは、2月に放送されたドラマ「ブラックガールズトーク」と…
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