“映えないSNS”として、日本でも急速にユーザーを獲得しつつあるフランス発のアプリ「BeReal」。アクティブユーザーは世界で4000万を超え、フランスをはじめとする欧州、アメリカ、さらに日本で若年層を中心に広がっている。
そのBeRealを6月11日(フランス・現地時間)、フランスの大手モバイルアプリ・ゲーム開発会社Voodooが5億ユーロで買収した。今後、Voodooの世界的なプラットフォームと専門性を活かすことで、ユーザーに対しては新機能を開発し、提供していく予定。加えて、企業に対してはオーガニックマーケティングだけでなく、広告をはじめとする有料のマーケティング支援を通じ、BeRealの事業成長を目指していく計画だという。
新しくBeRealのCEOに就任したAymeric Roffé氏に、広告事業の展開はじめ、日本市場での展開を聞いた。
――日本でも特に若年層を中心にBeRealが浸透しています。多種多様なSNSプラットフォームが存在する中で、新興のBeRealがユーザーを獲得している理由をどう分析していますか。
BeRealが支持される理由は、フィルターがかけられていない素の状態で家族や友人など、大切な人たちとつながれることだと思います。世界的に見て、...
あと80%