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AI活用し漫画などの海外展開支援「AIローカライズセンター」設立 ほか

AI活用し漫画などの海外展開支援「AIローカライズセンター」設立

サイバーエージェントは、AI事業本部において、AIを活用し漫画などの海外展開に向けたローカライズを支援する専門組織「AIローカライズセンター」を6月に新設した。

コンテンツの中でも世界中から注目を集める漫画やアニメ。海外展開における膨大な翻訳工程の必要性に加えて、展開先の国の文化、特性も考慮してローカライズする必要性がある。さらに各国の文章読み順への最適化や縦読みフォーマットへの変更及び、最適なオンラインプラットフォームでの販売方法の検討など、海外特有のデジタルマーケティング戦略の策定と実行が必要となるという課題感があった。

「AIローカライズセンター」での主なサービス内容は、①高度な自然言語処理技術を応用した、擬音語や擬態語などのオノマトぺといった日本語特有の特殊な表現や意味・文脈理解の研究、②作品の配信対象となる国や地域の文化・慣習、宗教や法律、表現規制を考慮した最適な表現方法と原作の一貫性を保つためのルール制定作業、③翻訳業務などへのAI活用。また、同社はこの新組織を通じて、原作者はもちろん作品、に携わるすべてのクリエイターの作業をサポートするAI技術の研究に尽力するとしている。

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