韓国コンテンツの躍進 最初から世界がマーケット
86歳になる義理の母は、現在、一人暮らし。日常の楽しみはコンテンツ鑑賞だ。機器のセッティングは私が手助けしたものの、ノートブックコンピュータやスマートテレビを上手に使いこなし、YouTubeやNetflix、U-NEXTなどを楽しんでいる。上位に表示されているのは常に韓国コンテンツだ。戦後、アメリカ文化に憧れ、今まではハリウッド路線一筋。ヨン様にも目もくれなかったはずの義母が、今や韓国コンテンツの虜。私にはまったく覚えられない、韓流スターの名前や作品のタイトルも驚くほどよく覚えており(※1)、立て板に水のごとくすらすら出てくる。
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