マーケターの方々は日々マーケティングスキルをアップさせるために、トレーニングをしていることと思います。しかし、他のマーケターがどのようにスキルアップを図っているか知る機会は少ないのではないでしょうか。そこで今回、34社の広告・マーケティング産業に関わられる皆さまに、マーケティングの筋力を鍛えるトレーニング方法について聞きました。ご協力いただき、ありがとうございました!
QUESTION
Q1
あなたが、マーケティングの仕事をする上で最も重要と思う「スキル・素養」は何ですか?
Q2
あなたはQ1でご回答の「スキル・素養」を鍛えるために、日々どのような“トレーニング”(≒意識していること、習慣にしていること、学んでいることなど)をしていますか?

バンダイナムコホールディングス
コーポレートコミュニケーション室 エキスパート
小野 薫氏
ナムコ(現バンダイナムコエンターテインメント)社長室にて企業広報、企業ブランド戦略業務に従事後、バンダイナムコホールディングス経営企画部にて経営統合における企業理念、グループブランドの策定を担当。現在はグループ全体のPR、IR、SRを担うコーポレートコミュニケーション部門で、主にパーパスの推進とグループブランディングに関する戦略業務全般に携わる。PRSJ認定PRプランナー。
A1
気付きにつながる「洞察力」はいくらでも欲しいです。
A2
会話のとき、相手の方にさりげなく押しつけがましくないように「なぜ?」と聞ける話し方を意識しています。

日立製作所
グローバルブランドコミュニケーション本部
コーポレート広報部 主任
永吉瑶一郎氏
2016年4月、日立製作所入社。水ビジネスの営業に携わった後、2019年9月に現在の部署に異動。人事施策や中計経営計画、決算など経営全般に関する広報を担当。
A1
社会の潮流を読み言語化して発信する能力です。戦略的なコンテンツ発信には、世間の流れを掴むだけではなく、情報発信のメリットを関係者に納得してもらう必要があり、良い発信には不可欠なスキルだと思います。
A2
多角的に物事を捉える力を養うことを意識しています。例えば、企画を練るときは広報の視点だけでなく、他の関係者にとって何が嬉しいかという視点も重要です。自ら以外の視点を意識するため、読書や旅行などを通じて「知らない世界」に積極的に足を踏み入れるよう心掛けています。さまざまな立場・考えの人々で成り立つ社会の潮流を読み、自分の言葉でコミュニケーションできるよう、日々「筋力」を鍛えています。

日比谷花壇
執行役員
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