マーケターの方々は日々マーケティングスキルをアップさせるために、トレーニングをしていることと思います。しかし、他のマーケターがどのようにスキルアップを図っているか知る機会は少ないのではないでしょうか。そこで今回、34社の広告・マーケティング産業に関わられる皆さまに、マーケティングの筋力を鍛えるトレーニング方法について聞きました。ご協力いただき、ありがとうございました!
QUESTION
Q1
あなたが、マーケティングの仕事をする上で最も重要と思う「スキル・素養」は何ですか?
Q2
あなたはQ1でご回答の「スキル・素養」を鍛えるために、日々どのような“トレーニング”(≒意識していること、習慣にしていること、学んでいることなど)をしていますか?

I-ne
ビューティーケア事業本部 本部長
大菅研登氏
新卒にてピアスに約5年間在籍し、百貨店化粧品ブランドのマーケティングに従事。市場調査、商品企画、プロモーション戦略まで幅広く担当。2017年I-neに入社。営業部のマネージャーを経たのち、営業戦略部にてトレードマーケターとしてBOTANIST、YOLUの流通戦略を立案・実行し、店頭売上の最大化に導いた。2024年ビューティーケア事業本部 本部長に就任し、ブランディング、マーケティングなど含む7部門を統括。
A1
当社のクレドにもあるのですが、BOSS(お客さま)目線で物事を考えることです。この商品でお客さまの生活がどうよくなるのか?なぜ競合でなくこの商品を買ってくれるのか?を常に問いかけています。
A2
何かモノを買うとき、自分もBOSSのうちのひとり。購入後、「なぜその商品を買ったのか?」を「認知→興味・関心→比較→購買→リピート」と、丁寧に自分の思考と行動を振り返ることを癖付けることでBOSS目線を鍛えています。自分の業界以外にマーケティングのヒントが転がっていることが多く、最新の商品や体験施設など積極的に自分で試すことで、BOSSの気持ちを理解しています。

味の素
マーケティング開発部 部長
稲垣英資氏
家庭用製品の営業の後、加工食品、冷凍食品など、数多くの新規ブランド・ロングセラーブランドなどの家庭用製品開発に長年携わる。その後、業務用・加工事業の次長を経て生活者解析・事業創造部 部長。現在、マーケティングデザインセンター 副センター長兼マーケティング開発部 部長。
A1
さまざまなことに興味を持つ好奇心。…