一人十色に寄り添うコンセプトで若い世代の獲得を狙う
ファンケルは、4月18日から無添加の新スキンケアシリーズ「toiro(トイロ)」の発売を開始した。ファンケルは創業以来40年以上にわたり、無添加スキンケアを展開してきたが、近年のクレンジング人気の高まりを受け、基礎スキンケアを愛用する顧客をさらに増やしたいという想いがあったという。「もともと同社の商品は40代以降のお客さまが多かったが、実際に肌の調子の悪さを抱えているのは比較的若年層に多いことがヒアリングからわかっていた。そこで、本商品ではより若い30歳前後の人々をターゲットに設定。若年層にtoiroを愛用してもらうことがブランドをより強化していくことにつながると考えた」とファンケル 化粧品事業本部 化粧品マーケティング部の須藤博英氏は話す。
商品のコンセプトは色々な自分=一人十色なターゲットの生活・気持ちに寄り添うこと。ターゲットに向けて、毎日の生活からくる乾燥や透明感のなさなど、30歳前後が持つ肌ブレを解消するだけではなく、美白や肌荒れ防止機能を備え、いつも調子の良い肌に整えることを目指した。…
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