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宣伝担当者が知っておきたいクリエイティブの基本

「ひと」の行動につながるブランドコンセプトのつくり方

笠原千昌氏(サン・アド)

「この人ってこういう人だよね」「そこいいじゃん!」を言語化する

私は近年、広告としてのアウトプットだけでなく、商品開発や店舗、施設のブランディングなどの仕事に携わっています。今回はブランドコミュニケーションのコンセプト策定についてお伝えできればと思います。

私のなかでコンセプトづくりは、「人格づくり」に近いと感じています。商品や空間、施設が、どんな理由で、どんな想いから生まれたのか。どんなルーツをたどってきたのか。コンセプトを考えはじめる前にそれらを深掘りすることを最も大切にしています。

例えば、担当者や現場の方々に取材をしたり、建設予定地に足を運び、周辺地域をまわるなど自分の感覚を持ちながら、どれだけ情報をインプットできるかが重要になります。

コンセプトというと、単純に競合との差別化ポイントのように発想されがちですが、他と比較して強みを押し出すよりは、そのものが持っている「らしさ」を発見していくという感覚です。「この人ってこういう人だよね」「そこ、そういうところ!いいじゃん」と言語化していく過程で、…

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