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「コマースマーケティング」最前線

パーソナライズされたファッションの提案で 自分だけの「ファッション遍歴」をつくる

藤本真美氏(ZOZO)

AIを活用したパーソナライズは、ユーザーに高い顧客体験を提供して購買率の向上につながる。国内で最大級のファッションEC「ZOZOTOWN」と連動するファッションコーディネートアプリ「WEAR by ZOZO」でも、この度新たな機能が実装された。リリース開始から累計ダウンロード数1700万を超え、1400万件以上のコーディネート投稿を誇る同サービス。開発背景や今後の展望について話を聞いた。

12ジャンル・144パターンで好みの傾向が分かる

ZOZOが運営するファッションコーディネートアプリ「WEAR」のリリースは2013年。WEAR公認インフルエンサー「WEARISTA(ウェアリスタ)」やショップスタッフ、一般ユーザーが投稿するコーディネートを検索・閲覧できるサービスで、投稿者の属性や着用アイテムのタグ付けで、ユーザーの日々のコーディネートや買い物体験をサポートする。この11年間で投稿数は1400万件以上。ファッションEC「ZOZOTOWN」とのID連携もあり、膨大なデータベースが蓄積されてきた。

5月9日に同社がリリースした「WEAR by ZOZO」では、AIを活用した「ファッション...

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