情報の収集や活用を通じて地域との関わりを深める
地方紙各社が新たな取り組みを通じ、地域に密着する姿勢をさらに明確に示している。地域の自治体や企業を支援する新会社を設立したり、地元放送局と連携し、より充実した情報を住民に届けたりする動きがみられた。また、新聞各社が社会の中での価値や存在意義を示す「パーパス」などを定め、企業としての姿勢や将来像への考え方について公表する取り組みが、全国紙だけでなく地方紙各社にも広がっている。
自治体支援で新会社設立 地元放送局と報道で連携も
北海道新聞社は2024年2月、地域の自治体や企業向け支援事業を担う新会社「First Leap」(ファーストリープ、札幌市)を設立した。ふるさと納税の返礼品を開発したり、観光振興につながる施策を提案したりする。…
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