まだまだ成長の伸びしろがある国内ポッドキャスト市場
音声コンテンツ事業を展開するDOUは、音声を軸としたコンテンツ制作に強みを持つ会社だ。
2018年の創業当初は、一般向けの音声コンテンツのSNSプラットフォームである「PitPa」を展開していたが、企業の音声コンテンツ活用ニーズが高いことに気づきを得て、ポッドキャストの番組制作・配信をはじめ、音声を活用した、主にコアファンとのコミュニケーションを支援する事業を展開してきた。
また現在では、音声だけでなくブロックチェーンを活用した人材採用支援の事業も行っている。
当初は音声コンテンツのSNSプラットフォームである「PitPa」と同名の社名だったが、音声に加えてブロックチェーンの活用へと事業が広がる中で、今年4月に社名をDOUに変更している。
同社の共同創業者で音声コンテンツ制作支援の事業を担当する、取締役の富山真明氏は日本国内のポッドキャスト市場には、まだまだ伸びしろがあると述べる。「総務省のデータによると、2017年時点で国内の音声コンテンツ市場規模は約7,500億円。そのうちインターネット発のコンテンツは1%程度で、音声デジタルコンテンツ市場に成長の伸びしろがあると考えられる。また2022年時点で国内ポッドキャスト利用者数は推計約1,680万人で、比例して...
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