高水準の賃上げ率となった春闘 日本経済の加速に期待
寒暖差が激しかった3月を過ぎ、4月に入ってから今年の桜は満開となった。朝夕の通勤時間帯には新入社員らしき人たちで、駅や街は賑わっている。春闘では、大企業を中心に満額回答を行った企業も多く、連合の第3回回答集計における賃上げ率は平均5.24%(1万6037円)と、33年ぶりに大幅な賃上げが行われた。
中小企業についても平均4.69%(1万2097円)と、大企業の賃上げに押される形で高い水準の賃上げとなっている。物価高にも対応できる形で消費意識が維持されていけば、経済循環が動き出し、日本経済は加速可能だ。米国のインフレにもゆっくりと追いつき、賃金向上を願いたい。
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