SEMINAR DATA | |
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ゼミ名 | 岩崎ゼミナール・マーケティング研究室 |
設立 | 2001年 |
学生数 | 3年生:8名 4年生:8名 |
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マーケティングで地域を元気に 理論と実践をつなぐ
静岡県立大学の経営情報学部は、その名称の通り文系・理系の垣根を越えた幅広い知識を学ぶことができる学部だ。2年次からは「経営」「総合政策」「データサイエンス」「観光マネジメント」の4分野から選んで重点的に履修し、専門性を高める。
マーケティングをテーマに学ぶ岩崎ゼミナールの特徴は、産学連携の実践活動にある。
ひとつ目は静岡市役所との連携による「大学生による静岡市のお店コンサルティング(大コン)」だ。2012年から続いている取り組みで、毎年選定された4社と共に、商品やメニューの開発、プロモーション企画などを行う。
静岡県農業法人協会と連携した「アグリビジネス・コンサルティング(ABC事業)」も今年で15年目を迎えた。商品の新名称を考案して商標登録を行ったり、SNSでプレゼントキャンペーンを実施し広告を出稿したりと、各法人が抱える課題に適した施策でビジネスを活性化させる。
このほかにも企業の特許を商品化する「知財活用アイデアプレゼン大会」や、観光業者との連携プロジェクトなど、地域に密着した課題解決や情報発信に注力する。
「いずれも、アイデア提案だけでなく、企業と一緒に実践する。3年生と4年生が縦割りでチームを組み、約半年間かけて...
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