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変化のために必要なのは若い機動力と古い世代の経験値
暑さ寒さも彼岸まで。昼は蝉の声に変わり、トンボが目の前を通り過ぎていく。夜には虫の歌の大合唱。沸騰した夏にあっても彼岸花はスケジュールを崩さない。彼岸花の登場を境に目の前の風景が変わった。変化はあっという間だ。
国内外で物価の高騰も続いているが、日本の円安も収まらない状況だ。海外からの訪日客も大半が欧米人であり、かつての爆買い中国人客は見当たらない。考えてみれば米国のビッグマックの価格は現在5.58ドル、日本は3.17ドルと米国の価格の約6割。平均収入も米国は7万4718ドル、日本は3万9711ドルと、こちらも米国の約5割強ということを考えれば、日本は「格安国」として人気なのは当然かもしれない。
しかし、こういった状況が続けば、将来若い人材は海外に出稼ぎに行くことになるかもしれない。世界規模で政治・経済施策の影響が大きいが、ウクライナの前線では、若い戦士に混じって年金受給世代の経験者も戦っているらしい。変化を乗り切るには若い世代の機動力、そして古い世代の経験値のバランスが大切だ。
雑誌協会と雑誌広告協会主催セミナーに800人以上が出席
日本雑誌協会と日本雑誌広告協会は9月26日、「10月1日の施行直前!~消費者庁の『ステマ規制』とその対策~徹底解説80分」と題し、博報堂ビジネスコンプライアンス局の山本京輔氏を講師に招いてセミナーを行った。
内容は、10月1日から施行の消費者庁の「『一般消費者が事業者の表示であることを判別することが困難である表示の運用基準』の公表」についての解説だ。
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