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「ファンコミュニティ」の運営と活用

既存顧客向けのCRM施策 効果指標は実施の検討時点で設定を

渡邉弘一氏(ユミルリンク)

ユミルリンク
取締役
渡邉弘一氏

システムエンジニアとしてキャリアをスタート。ユミルリンクに入社後は、法人営業を経てBtoBマーケティング全般に従事。同社は2021年9月に東証マザーズへ上場。現在はマーケティング・営業、広報・IRを含めたマーケティング全般を統括。

    Q 顧客との接点が途絶えることもあったコロナ禍を経て、これまでのファンコミュニティの在り方に変化はありましたか。

    A メール配信量は23%増加、デジタルコミュニケーションの必要性が高まる。

    コロナ前後での変化としては、外出自粛によるリモートワークなどの急速な普及により、ECやオンラインイベントをはじめとしたデジタルでのコミュニケーションの必要性が増したと感じます。理由は、コロナ前まではリアル店舗や会場などで行えていたユーザーとのコミュニケーションが、コロナ以降の外出自粛により抑制されたためと推察されますが、その根拠として、コロナ禍(2021年)における当社サービスからのメール配信量が前年比で23%増加しています。

    ECやWebサイト、オンライン会場など、デジタルコミュニケーションの場に誘導するきっかけとして、メールなどのデジタルによる情報発信を利用するケースが増加したものと考えています。

    Q ファンが企業・ブランドを応援したくなるようなコミュニケーションはどのように実現すればよいのでしょうか。

    A ユーザーが求める情報を、適切なタイミング、プラットフォームで届けること。

    オンライン・オフライン問わず、ファンと良好な...

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