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BIとAIが統合されたプラットフォームでデータのサイロ化を解消 笹俊文氏(データブリックス・ジャパン)

笹 俊文氏(データブリックス・ジャパン)

「データとAIの民主化」を掲げ 意思決定に使える示唆を提供

2013年に米国・サンフランシスコで設立されたDatabricks(データブリック)はデータ、分析、AIをひとつのプラットフォームで一元化できる「レイクハウス・プラットフォーム」を提供している。「データとAIの民主化」の推進を掲げる同社は2020年9月から日本法人による事業を開始した。

2023年1月には、笹俊文氏が日本法人の社長に就任。長く、国内市場においてデジタルマーケティングにかかわってきた同氏が、データブリックスへの参画を決めた背景には、マーケティングの現場においてデータの利活用がある程度、進んだからこそ見えてきた課題があったという。

「例えばより精度の高い予測や顧客に対するリコメンデーションを実現する上では、社内にある多様なデータを統合していく必要が出てくる。しかし企業内において多様なSaaS型ソリューションの導入が進んだ結果、それぞれのソリューション内のデータがサイロ化する傾向にあった。こうした課題を解決するのが『レイクハウス・プラットフォーム』だ」と笹氏は話す。

米国では小売りでの...

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