博報堂DYグループが「リテールメディアONE™」を新設

博報堂は、博報堂をはじめとする博報堂DYグループ12社横断の戦略組織「ショッパーマーケティング・イニシアティブ」の取り組みとして、リテールメディアに特化したワンストップ統合窓口「リテールメディアONE™」を新設した。
リテールメディアとは、ECサイトのオンライン広告や店舗のサイネージ広告などの小売業が提供する広告媒体のこと。リテールメディアONE™は、リテールメディアの設計・開発からセールス、ストラテジー立案、運用や改善、クリエイティブまで広範な領域を博報堂DYグループの専門人材でカバーするワンストップ統合窓口だ。
小売店の顧客基盤や会員システムなどをベースに、生活者の購買データや行動データなどの1stPartyデータを活用し、顧客一人ひとりに対し精緻なターゲティング・広告配信ができることが特徴。流通小売各社のリテールメディアを束ねるリテールメディアネットワークを独自に構築することで、複数のリテールメディアを横断した広告運用と、生活者に対する高いリーチを実現していく。
また、アプリ・デジタル広告・デジタルサイネージ等、これまで分散運用されていた各メニューを統合的にプランニングし、運用の効率化と費用対効果の向上を目指していく。
読売広告社が「VirO(ヴァオ)」の販売受付を開始

読売広告社は、デジタル領域におけるメタバースの活用により、企業や生活者の課題を解決することを目的としたメタバースソリューション開発プロジェクトを発足し、受託開発、自社開発を共に推進する体制を構築。この度、自社開発の第1弾として、オンライン上の3Dメタバースオフィスで疑似的に会社訪問ができる、就職活動を行う学生向けのバーチャルオフィスツアーシステム「VirO(ヴァオ)」の販売受付を2023年4月3日より開始した。
コロナ禍をきっかけに、オンライン面接やAI面接など、企業の採用活動分野におけるDX化が急速に進んだことで、「企業と就活生の接点の希薄化」や、「人材確保のための競合他社との差別化」など、就職活動における新たな課題が生まれている。「VirO」の特徴としては、エモーショナルなバーチャルオフィス体験、自由度の高いアバターコミュニケーション、印象に残るさまざまな企業体験コンテンツが挙げられる。
本サービスは、現在開発を行っており、2023年8月の提供開始を予定している。同社は今後も企業や生活者の課題解決に向けたメタバース活用による各種ソリューション開発を加速させていく考えだ。
「16th SHACHIHATA New Product Design Competition」作品募集

未来ものづくり振興会が、「16th SHACHIHATA New Product Design Competition」を開催する。今回のテーマは「思いもよらないしるし」。「しるし」が持つ可能性を広げるプロダクト、もしくは仕組みを募集している。
「『思いもよらない』ものとはなんでしょうか。想像すらしなかったもの。誰も気づかなかったもの。忘れ去られていたもの。さまざまな...