コロナ禍以降、既存顧客との関係性の見直しを行う企業が増えた。そんな中でメールは、ファンコミュニティとの関係性を深めるコミュニティ手段としても有用であることは押さえておきたい。ここではメールマーケティングのプロであるユミルリンクの武藤直幸氏、ライトアップの米澤信弘氏に、いま企業に求められるコミュニティマーケティング手法としてのメールの強みを聞いた。
クローズドなコミュニティに対し “狙った”コミュニケーションを
顧客とダイレクトにコミュニケーションがとれることが強みのメール。SNSが普及した今も、顧客へ1to1で情報共有ができることからメールマガジンをコミュニケーション施策として実施する企業も多いのではないだろうか。
「SNSなどを介したコミュニケーションもありますが、プラットフォームの趨勢に左右されがちです。しかし、メールはこのような流行に左右されることはありません。顧客を知り、PDCAを回せば誰でも効率よく実施できるのがメールマーケティングなのです」。こう話すのはユミルリンクの武藤氏。15年以上企業のメールマーケティングをサポートしてきたプロフェッショナルだ。
また、宣伝会議で教育講座の講師を務め、メールマーケティングに詳しいライトアップの米澤氏は、既存顧客との関係性構築にもメールは大きく寄与すると話す。
「メルマガは自社の1stPartyデータから抽出したリストに送ります。つまりSNSと違い、クローズドなコミュニティが対象。狙った顧客に密度の濃いコミュニケーションを行い、既存顧客と深い関係性を構築できるのもメールの特長です」(米澤氏)。
とはいえ、これらのメールの強みを生かすためには、基盤となる配信環境をしっかりと整える必要がある。
そのサポートを行っているのがユミルリンク。同社が提供するメールマーケティングツール「Cuenote FC」は、リストへの一斉配信から顧客の属性に合わせた配信の自動化まで、メールマーケティングに必要な機能が備わっているメール配信サービスだ。
「『Cuenote FC』の強みは大きく3つ。2,000社に及ぶ支援実績、顧客に応じた内容・時間に確実に届ける高品質な配信性能、そして初心者でも始めやすい低価格で使い勝手の良いサービス設計です。これまで培ってきたノウハウで、現在企業でも求められている『既存顧客との関係性構築』もメールで実現します」(武藤氏)。
今後も同社では、メールをはじめとして企業と顧客とのコミュニケーションを支援し、より良い関係性構築も実現していきたいと語った。
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