応募や受賞をきっかけに、自分の新しい可能性を見つけてほしい⋯そんな未来への願いも込められた中高生部門の審査。特別審査員含む13名の講評をお届けします。
電通
阿部広太郎
書いてくれた皆さんに拍手を送ります。情景が思い浮かぶコピー、切実な思いが伝わるコピー、どれを選んでいくのか⋯⋯審査会は熱を帯びて、何度も投票をして決めました。賞には漏れましたが「世界には君を好きな人がいる。」(特別課題A)が好きです。皆さん、諦めずにまた書いてほしいです。書く世界は、すごく大変で、本当に楽しいです。
I&S BBDO
押部由紀奈
今年の審査会で印象的だったのは、例年より票が分散したことです。それだけ様々な良さを持った力作が揃ったことを、とても嬉しく思いました。この賞を受賞した先輩たちの中には、その経験がきっかけで実際に広告代理店に就職した方も出てきています。これからも未来ある皆さまに「良い経験をした!」と思っていただけるような賞にしていきたいです。
Droga5 Tokyo
春日井智子
改めて、コピーに年齢も性別も関係ないと思い知らされました。きらりと光るコピーの才能の数々に出会え、心躍る体験でした。応募してくれた皆様ありがとう。受賞した皆様おめでとう。コピーライターの未来は明るい!
CHERRY
片岡良子
中高生部門へのご応募ありがとうございました!自分のコピーを人に見せるって、すごく勇気がいることだったと思います。でも、勇気あるコピーほど、人を動かす力を秘めている気がします。反応が読めない怖さがあるということは、何かしら新しさがあるということだから。「こう思うのは自分だけかも⋯」という心細い感情や視点こそ、ぜひ大切にしてください。
meet&meet
小藥元
最終審査に上がっているものは、そのどれもが一次審査から光っていることに驚く。同時に、紙に書かれた文字を説明する本人はその場にいない。「そんな意味がある」「そんな意味じゃないのに」まるで自分が書いた言葉のように、言葉の向こう側を審査員たちが一生懸命探し、語る審査会だった。
博報堂
小島翔太
審査員一同で...
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