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最新・屋外・交通(OOH)メディア活用術

テクノロジーの発展で真価を発揮する ヒト起点のメディアとしてのOOH

稲葉耕一氏(ジェイアール東日本企画)

ジェイアール東日本企画
上級執行役員
メディアソリューション本部
副本部長
稲葉耕一氏

1991年入社。営業局配属後、運輸、食品他多くのAEを担当。広告電通賞準グランプリ受賞の航空会社キャンペーンでは責任者として陣頭指揮を執る。2017年より関西支社長に就任し大阪市交通局の民営化CI構築など関西エリアを開拓。昨年7月に新設されたデジタルサイネージ事業局長。2023年4月発足のメディアソリューション本部の副本部長に就任。

    Q コロナ禍を経て、改めて感じるOOHの価値とは?

    A 人々が「人間らしさ」を求める中で、リアルロケーションで接点を持てることの価値が高まった。

    コロナ禍を経て人々の価値観が変わりました。「人間」としての本質と言いますか、「人らしい生き方」のようなことを多くの生活者が考え直したり、見つめ直したりしたのではないでしょうか。そうしたマインドシフトが進む中で、人間本来の移動行動空間に存在するOOHの持つ意味や役割、すなわちリアルロケーションにおけるコンテキスト情報の意義や存在価値が再認識されてきたと感じます。

    だからこそ、企業側の一方的な発信ではなく「ヒト」に寄り添うメディアとしてのOOHのあるべき姿を改めて追求しなければならないと...

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