来たる酒税の税率改正を前にブランド認知度の拡大を図る
サッポロビールは、新ジャンル(第3のビール)「サッポロ GOLD STAR」のリニューアルに伴い、俳優の玉木宏さんと二階堂ふみさんを起用した新テレビCM「うまいどこまでも製法?」篇を1月17日から、3月14日から「なぜ飲まない?」篇を全国で放映した。
「GOLD STAR」は、同社の2大ブランド「ヱビスビール」のホップと「サッポロ生ビール黒ラベル」の麦芽を一部使用したこだわりの素材と製法で2020年に発売。ここ最近の酒税の税率改正や原材料値上げなどの影響で、ビールメーカー各社の主要ブランドの売上が前年を下回る中、「GOLD STAR」は毎年、前年を超える売上を記録しているという。
サッポロビールの自社調査によると、「GOLD STAR」は飲用者の満足度が高く、継続購買率も比較的高いという傾向が見えてきた。
「『GOLD STAR』は一度飲んでいただければ、ビール好きの方には十分わかっていただけるポテンシャルがあると調査を通じて確信しました。そのため、いかにトライアルのきっかけをつくり、最初の1本を手に取っていただくかが重要であると考え、戦略を設計しました」と、サッポロビール マーケティング本部ビール&RTD事業部の野並祐介氏は話す。
力強いのに飲み飽きないドリンカブルな味覚から、「うまい、どこまでも。」というブランドスローガンを2022年に引き続き掲げつつ、「GOLD STAR」のうまさを追求し進化させるための製法「うまいどこまでも製法」を採用した商品リニューアルを2022年12月製造分から実施。2023年10月に施行される予定の酒税の税率改正を前に、テレビCM、SNS、店頭での連動施策により、さらなるブランドの認知拡大を図るべく、発信を行った。
「もったいないです、飲まないと。」購買意欲を促すキャッチコピー
今回の施策では...