贈賞式当日に決定するグランプリなどの各賞に先駆け、協賛企業各社が選ぶ「協賛企業賞」が決定しました。審査対象となるのは、一次審査通過作品の6647点。「商品のサービスや本質をとらえているか」「魅力が伝わるか」など、実務的な視点に立って審査を行いました。受賞した40作品とともに、受賞者の喜びのコメント、協賛企業からのお祝いのコメントを紹介します。
三浦工業【キャッチフレーズ】
暮らしを支える産業機器、その機器を支える「フィールドエンジニア」の魅力が伝わるアイデア
僕らを知らないってことは、
僕らの仕事が
うまくいってるってことだ。
三浦工業 ブランド企画室 室長 八木宏昭氏
このたびは受賞おめでとうございます。また、多数ある企業の中から弊社にご応募いただいたすべての皆さまにお礼申し上げます。どの作品も非常に甲乙つけがたく1つに選出することは大変心苦しい思いでありましたが、社員から多くの共感を得た佐藤さまの作品を選ばせていただきました。弊社はボイラをはじめとする熱・水・環境に関わる産業機械の製造・販売・メンテナンスを行う会社です。
なかでも現場でメンテナンスを行うFE(フィールドエンジニア)は、お客さまの生産を支える重要な役割を担っていますが、その活躍を上手に伝えることができていないのがブランディングの課題でした。佐藤さまの作品によって、FEの活躍が「知られていない」その事実こそが当社の強みであることに気付かせていただきました。弊社の課題にご応募いただいた多くの皆さま本当にありがとうございました。
すべてのコピーに、FE自身が誇りをもって仕事に取り組める、そんなハートを燃やせる力をいただきました。皆さまの益々のご活躍をお祈り申し上げます。
ヤマハ【キャッチフレーズ】
ヤマハのエレキギターを選びたくなるアイデア
定番狂わせ。
ヤマハ マーケティング統括部 CX戦略部 部長 吉川剛志氏
早坂様・宮地様、この度は受賞おめでとうございます。またロックなアイデアを生み出していただき、誠にありがとうございました。シンプルなコピーでありながら、当社の思いである「ギター市場をかき回す」、「定番ブランドへの挑戦」をうまく表現しており、定番ブランド信仰が存在するエレキギター市場において、独自の価値を持った新たなポジショニングを確立することができるのではと熱い想いがこみ上げてきました。
エレキギター市場において“定番狂わせ”を起こし、一人でも多くの人に選んでいただけるブランドとなるよう進化し続けてまいります。最後に、今回ご応募いただいた皆さまに心からお礼を申し上げますとともに、今後の益々のご活躍をお祈り申し上げます。
山芳製菓【キャッチフレーズ】
わさビーフの「山芳製菓」の70周年に向けたコーポレートスローガン(企業メッセージ)を伝えるアイデア
子どもを大人に、
大人を子どもに。
山芳製菓 マーケティング部 部長 加藤武史氏
この度は協賛企業賞の受賞、誠におめでとうございます。当社は、今年の9月で創業70周年を迎えるにあたり、山芳製菓としてお客様とともに歩んでいける方向性を発信したいと考え、メッセージを募集させて頂きました。そして今回、「子どもを大人に、大人を子どもに。」という素晴らしいコピーに出会うことができました。伊藤様の作品は、山芳製菓の代表商品である「わさビーフ」の魅力と同時に、当社の商品全てに通ずるワクワクするような提供価値を直感的に伝えていると感じました。
また選考時には、皆様が体験されていることが...