広告マーケティングの専門メディア

           

メディア企業に聞く広告営業戦略

全社横断のデータ統合プロジェクトを通じ広告主に対する新たなソリューションも開発

集英社

IDを統合しCDPも導入 読者インサイトを深掘りする

集英社は2021年に「集英社データプロジェクト」を発足。広告部をはじめ、各部署から集まったメンバーで構成される全社横断のプロジェクトだ。出版社に限らず事業部別、顧客接点別にデータが分散化する状況は多くの企業で発生している課題だ。そこで、同社ではCDPを導入し、IDベースでのデータ統合を進めてきた。

全社横断のプロジェクトであることから、当然データ統合やその先にある利活用は広告ソリューション開発にとどまらない。まずは、読者が一番必要としている情報やコンテンツを適切に届け、LTV向上につなげることが目的だ。

「デジタルチャネルを含め、多様なサービスを開発していくなかで、読者との接点が格段に増えました。例えば、『週刊少年ジャンプ』ひとつをとっても、雑誌アプリの『少年ジャンプ+』や集英社公式の総合電子書店『ゼブラック』でもコンテンツを楽しんでいただくことができます。それに加えて、ショッピングサイトの『ジャンプキャラクターズストア』、各種フェスや展覧会などのイベントも展開。複数のサービスの先には『ジャンプ』を支持してくださるファンの方がいらっしゃるはずですが、それらの接点で得られるデータを統合し、読者を認識し...

あと60%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

お得なセットプランへの申込みはこちら

メディア企業に聞く広告営業戦略 の記事一覧

全社横断のデータ統合プロジェクトを通じ広告主に対する新たなソリューションも開発(この記事です)
デジタル戦略局を設置のJ-WAVE 「toB」と「toC」のマーケティング企画を推進
テレビ・スマホ・OOHを連携 統合スクリーンプランニングを提案
ラジオ局からオーディオコンテンツ事業者へ コンテンツを軸に新たな広告商品を開発
宣伝会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する