広告クリエイティブを革新する「∞AI(ムゲンエーアイ)」を開発

電通デジタルは、デジタル広告の運用において、クリエイティブ制作のプロセスをAI活用によって革新する「∞AI(ムゲンエーアイ)」を開発した。現在は一部企業へ先行提供をしている。
同サービスは、広告クリエイティブ制作プロセスにおいて、効果予測だけでなくクリエイティブの発想、生成、改善の一連の工程をAIによって包括的に支援するもの。具体的には、制作における4つの工程「訴求軸発見」「クリエイティブ生成」「効果予測」「改善サジェスト」において、搭載した各AIが一連の流れを途切れることなくサポート。「人に寄り添い、人の可能性を拡張するAI」をコンセプトに、データ分析と予測だけではない、クリエイターの発想支援に着目する。
開発には、電通デジタルと電通が構成する横断組織「電通クリエイティブインテリジェンス」の取り組みの一環として、同社AIスペシャリストの監修や電通グループのデータアーティスト社が関わっている。なお電通デジタルでは2023年4月にデータアーティスト社を合併し、そのケイパビリティを有すことでAI技術開発力をさらに強化しながら、継続的に同ツールの機能を拡張していく予定。
博報堂DYMPグループのHUUM 中国市場に初参入

博報堂DYメディアパートナーズおよびUUUMの合弁会社「HUUM」と、中国向けのソーシャル越境ECを手掛けるクロスシーが、2022年12月21日に業務提携契約を締結した。
HUUMは2022年8月に設立。放送局とインフルエンサーの連動によるライブコマースや、テレビ番組とタイアップ動画の連動による「ダブルスクリーン視聴」など、放送局・インフルエンサー双方のコンテンツにおける新たな価値創造を目指してきた。
クロスシーは、中国のSNSを活用し、低コストでソーシャル越境ECを開始できるプラン「One Stop To China」を提供する。また、300名を超える在日中国人インフルエンサーや、47都道府県を網羅する在日中国人クリエイターなど、独自のネットワークを活用したインバウンドプロモーションを手掛ける。
本提携では、クロスシーの「One Stop To China」と連携。HUUMのサービスを利用している事業者に対し、ECの開設からSNS運用、インフルエンサーを活用したプロモーションおよびライブコマースの実施、越境ECに不可欠なフルフィルメントや顧客対応までをワンストップで支援する方針。
スマートニュース 広告事業の認定代理店制度を開始

スマートニュースは、広告事業における認定代理店制度「SmartNews Adsパートナー プログラム」を2023年4月より開始する。
2012年に設立し、日本と米国でニュースアプリ「SmartNews(スマートニュース)」を運用している同社では、2014年12月に広告事業を開始した。
今回、広告主に対し、広告会社の選定を...