広告マーケティングの専門メディア

           

広告界イベント&新商品情報

DACが海外デジマ企業大手を完全子会社化 ほか

デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム 海外デジマ企業大手を完全子会社化


デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)は12月1日、日本企業と海外市場をつなぐデジタルマーケティング企業のインフォキュービック・ジャパン(ICJ)を完全子会社とした。

世界的な出入国制限の緩和や円安に伴い、インバウンド市場および関連広告市場の急回復が期待されている。これを受け、グローバルプラットフォーマーとのリレーションやソリューション開発力に強みを持つDACと、海外マーケティング、プロモーション、SNS運用、コンテンツ制作などに知見があるICJの協業に至った。

これにより、日本と海外をつなぐクロスボーダーマーケティング全体の戦略策定から、クリエイティブ制作、メディア・コンテンツ運用、マーケティング領域のソリューション提供まで、フルファネルでのサービス提供を可能とし、急成長する市場や多角化する企業のニーズへ対応する。

今後、DAC海外拠点とも連携することにより、グローバル企業の大型案件への対応力を強化するとともに、クロスボーダーマーケティング領域における海外の主要プレイヤーとの連携を推進し、さらなる体制強化と独自のサービス、ソリューションの開発を目指すという。

SMN・読売新聞・大日本印刷が協業 広告配信サービス「Media X」


12月6日、ソニーグループ傘下でマーケティングテクノロジー事業を行うSMN、読売新聞東京本社、大日本印刷の3社は、テレビ、新聞、雑誌などの出版物に接触するユーザーの行動データに基づいて広告を配信するサービス「Media X」の運用で協業すると発表した。

SMNと読売新聞東京本社は2022年4月にデジタルを軸とした広告ビジネスでの協業を発表。すでに読売新聞グループが保有する閲覧者をベースとしたデータ基盤「yomiuri ONE」の420万IDのデータと、SMNが保有するインターネット接続テレビ約900万台の視聴データ「Connected TV Data Bridge(「TVBridge」)」は連携していた。

今回、ここに大日本印刷グループが展開する「ハイブリッド型総合書店」の約760万人のアクセスデータが加わり、新聞・テレビ・出版物の3種類のメディアを横断したデータマーケティングの実現が可能になったという。

3社のデータを掛け合わせることで、広告効果の向上を目指すことに加えて、生活者が接触したコンテンツの内容や、放送日・発行日・閲覧日時等の接触した「時点」も把握できるため、モーメントを予測した広告配信が可能になる。

「新R25」オリジナル番組 FamilyMartVisionに提供開始


サイバーエージェントの子会社で、ビジネスバラエティメディア『新R25』を運営するCAMは、ファミリーマート全国約3000店舗のレジ上に設置されているデジタルサイネージ・メディア「FamilyMartVision」にてオリジナル番組の提供を開始した。

『新R25』は、インタビューを...

あと60%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

お得なセットプランへの申込みはこちら

広告界イベント&新商品情報 の記事一覧

DACが海外デジマ企業大手を完全子会社化 ほか(この記事です)
電通ジャパンネットワーク新組織 Web3領域のビジネスを総合的に支援 ほか
電通「ファンベースCXプログラム」提供開始ほか
宣伝会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する