広告マーケティングの専門メディア

           

「人」中心マーケティングのススメ

「人」中心マーケティングは企業にどのような変化を起こすのか?

野田 淳氏(インテージ)

消費者ではなく、生活者という言葉が使われる場面が増えました。真に生活者起点のマーケティングを実践するうえでは、一人ひとりの顧客に「人」として向き合うことが求められています。データも駆使した、「人」中心のマーケティングの実践論を全12回の連載で解説していきます。

既存プロセスから手を付けない!「人」中心に転換する際の注意点

「人」中心マーケティングをテーマに1年にわたり、寄稿してきた本連載も今回が最終回です。「人」中心とは、とても耳障りの良い言葉ですが、その実とてもラディカルに企業活動そのものの変化を求める考え方でもあります。

第一に「消費者」ではなく「人(生活者)」と呼ぶことは、顧客を「企業が発信する情報や商品を受け取る受動的な存在」から「自ら価値を生み出す能動的な存在」に捉え直すことを意味します。

第二に「中心」という言葉です。これは、企業活動の目的を「商品やサービスの製造と提供」ではなく「生活者としての顧客の幸せの実現」に置くという姿勢への転換を意味しています。つまり「人」中心マーケティングとは、「顧客とともに仕事を進める」「顧客体験における価値の最大化を目的として企業が自らのアウトプットを常に変化させていく」...

あと60%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

「人」中心マーケティングのススメ の記事一覧

「人」中心マーケティングは企業にどのような変化を起こすのか?(この記事です)
高まるEC化率と向き合う 従来型小売が取るべき3つの方策
買い物に気づきと出会い 小売業が提供すべき価値とは?
メディアプランを選択するための根拠となるデータとは?
本当にその指標は事業貢献に結びついているの?広告の目標を問い直す
メディア行動をデータで捉え、適切なメディアプランを組むには?

おすすめの連載

特集・連載一覧をみる
宣伝会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する