価値観を共有するためDX人材は社内で育成
グリーの100%子会社としてデジタルマーケティング支援事業を展開するGlossom。グリーのインハウスエージェンシーとして立ち上がり、SNS×ソーシャルゲームの事業やバナー広告の営業に従事してきた。設立は2007年、その後2019年にはクオントを吸収合併して、デジタルを活用した新規事業の戦略立案からマーケティングまで総合的に支援する体制を整えた。現在ではインターネット広告会社として、エージェンシー事業、マーケティングプロダクト事業、メディアレップ事業を展開している。
クオントはクラウドソーシングサービスを運営するランサーズが立ち上げた事業。コンテンツの視聴態度からユーザーの態度変容やロイヤルティを可視化するなど、ミッドファネル領域のマーケティングの知見がある。Glossomの代表取締役社長の足立和久氏は「ゲームのマーケティングにおいても新規獲得だけでなく、LTV向上は重要なテーマ。クオントの事業が好例だが、当社では新規獲得からロイヤルティ向上までサポートできる体制を整えている」と話す。
今年6月、親会社であるグリーがDX事業に参入すると発表。Glossomを含む子会社4社によって、クライアントのDX支援強化に乗り出す方針が打ち出された。
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