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大学ゼミ訪問

番組制作を通して情報発信のスキルを身につけるー金城学院大学 後藤昌人ゼミ

後藤昌人ゼミ(金城学院大学)

[SEMINAR DATA]                           
ゼミ名 後藤昌人ゼミ
設立 2007年4月
学生数 2年生:前期15名 後期13名
3年生:9名
4年生:11名

金城学院大学 国際情報学部 国際情報学科
後藤昌人准教授

名古屋大学大学院 情報科学研究科博士課程後期課程単位取得満期退学(博士(情報科学))。現在、金城学院大学 国際情報学部 国際情報学科の准教授。FM AICHI 放送番組審議会委員長、愛知県瀬戸市ICT活用・DX推進協議会副会長などを歴任。時代に合わせた映像・ラジオコンテンツ制作とその人材育成を主な研究テーマとしている。

番組制作の全工程を経験し情報発信のスキルを身につける

映像やラジオ番組を中心としたコンテンツ制作を行う、メディアスタディーズコースの後藤昌人ゼミ。これまでの活動の一例として、バスケットボールチーム「豊通ファイティングイーグルス名古屋」の公式YouTubeチャンネルの運用をサポート。選手と共に番組をつくり、情報を発信する。また2022年4月からは、FM AICHIと共同でラジオ番組を制作し、学生自身が出演。行政や企業、地域コミュニティと連携しながら、メディアを通じた課題解決や情報発信の在り方を学ぶ。

映像制作の際は、企画から絵コンテ、チーム編成、外部への依頼、スケジュール調整、撮影と編集、SNSなどを用いたプロモーション⋯と、一連の作業を学生自ら行う。世の中に発信した後の反応を受け止めることも含めて、「体力」をつけてほしいと後藤准教授。「情報伝達や消費のスピードが速くなっていく時代、各フローのすべてを理解したうえで、新たな発想ができる人が求められているのではないか」と話す。

若年層はテレビ番組を観なくなったといわれる一方で、SNSで映像コンテンツを目にする機会は多い。そうした背景から、自分も出演しかつ動画をつくりたいという学生が、後藤ゼミにも集まるのだという。在学中にTikTokのプロデュースをスタートし、現在110万フォロワーをもつインフルエンサーとなった卒業生もいる。

「セルフブランディングが学生でもできる時代。バズるためにどうしたらいいか...

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