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顧客の多様化とターゲティング

市場の可能性よりカテゴリートップを目指す「左ききの道具店」

加藤信吾氏(LANCH)

左利きの生活者をターゲットとして事業を展開する「左ききの道具店」。絶妙なポジショニングで成功している。なぜ左利きに目をつけ、経済合理性を担保できると考えたのか。運営会社であるLANCHの代表 加藤信吾氏にローンチの背景を聞いた。

☑市場領域:文房具/雑貨/日用品

☑ターゲット(対象顧客)

・左利きの人(日常的に左手を使う人)
・左利きの人へのギフトを考えている人

☑ターゲティングの肝

急速な成長を期待できない市場だが、小規模でもカテゴリートップを狙える「クリアオーシャン」に注目したこと

☑コミュニケーション手法

SNS、リリース中心。今後は認知獲得施策を強化

小さな市場でもNo.1になれば長く続くお店になれるはず

10人に1人が当事者だと言われる左利き。ターゲット層としてある程度のボリュームがありそうだが、専門店はごくわずか。この盲点のような左利き市場に目をつけたのが「左ききの道具店」だ。2018年の創業以来、売上は...

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