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マーケティングにおける動画活用

徹底した目的・ターゲット・コンセプトの整理 YouTubeで再生数を伸ばす着実な方法とは

尾形龍哉氏(エビリー)

ブランディングやプロモーションでの活用のため、動画サイトで企業が自社のチャンネルを開設する動きが増えている。チャンネル登録者や再生数など、流入回数を増やしてチャンネルの効果を上げる秘訣を、エビリーの尾形龍哉氏に聞いた。

    Q 広告主の動画活用について、特筆すべき潮流はありますか?

    A プロモーションを目的に、企業が自社アカウントで独自に動画を配信することが増えている。

    YouTuberに自社の商品やサービスをそのチャンネルで紹介してもらう「YouTuberタイアップ」の手法を活用する企業は、美容、食品、家電などジャンル問わず2016年から2021年の5年間で6倍近くに増えています。

    また、コラボしたYouTuberのチャンネルでの配信だけでなく、企業自身が公式チャンネルを開設し、自ら動画を配信する機会も増えています。

    こうした企業側の動きに対して、国内の企業チャンネルの視聴回数は、2018年から2021年で247億回から541億回と2倍以上に増加しています。

    企業の公式チャンネル活用の目的は多様化しており、商品・サービスの認知拡大などのマーケティング施策だけでなく、採用を目的とする企業ブランディングなどにも使われるようになっています。

    Q 広告主企業が抱える、動画活用の際の課題はなんでしょうか?

    A チャンネルを立ち上げたはよいけれど、思いのほか再生数が伸びない。

    YouTubeチャンネルを...

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