より具体的に情報を伝達することができる動画は、広告だけでなくコミュニケーションのあらゆる場面で活用されている。企業はどのように動画を制作し、使用しているのか。動画制作の現状と今後について、simpleshow Japanの小林 純氏に話を聞いた。
Q 広告主の動画活用について、特筆すべき潮流はありますか?
A プレゼンや研修など、社内向けの動画活用が増加している。
社内研修やプレゼン資料作成などの目的で動画を活用する、さらにその際にインハウスで動画制作を行う企業が増えたと思います。最近では、人事部門が社内研修を効率的に行うために、社内資料やマニュアルを動画化するといったニーズも高まっています。
また対外的なコミュニケーションにおいても、マーケティング活動だけでなく、企業広報でも動画の利用が進んでいます。特にIRなど、扱うテーマ自体が難しいものの場合、ステークホルダーの方々になかなか理解されづらいので、動画の制作を検討する企業が増えています。
営業の場面でも、オンライン営業が主流となった今、プレゼンのために動画制作を検討する企業が増えました。リアルな...
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