広告マーケティングの専門メディア

           

大学ゼミ訪問

メディア学部でデジタルマーケティングを学ぶー東京工科大学 進藤美希ゼミ

進藤美希ゼミ(東京工科大学)

[SEMINAR DATA]                           
ゼミ名 進藤研究室
設立 2009年
学生数 3年生:12名
4年生:11名

東京工科大学 メディア学部
進藤美希教授

青山学院大学大学院国際マネジメント研究科博士後期課程修了。博士(経営管理)。日本電信電話において、最初期のビデオオンデマンドサービスの開発、マーケティング等に携わった。2008年東京工科大学に着任。NPO法人フリーソフトウェアイニシアティブ理事。日経広告研究所客員。著書に『インターネットマーケティング』(2009)、『コミュニティメディア』(2013)など。

日本初のメディア学部でデジタルマーケティングを学ぶ

日本で初めて「メディア学部」を設置した東京工科大学。「メディア社会コース」「メディア技術コース」「メディアコンテンツコース」の3つに分かれ、広告はもちろん、様々な分野や要素からなる“メディア”全体を体系的に学ぶ。

研究室への配属が決まるのは3年次の夏。研究室は所属コースに関わらず自由に選ぶことができる。

1年次から専門的な内容をプロジェクト演習などで学べることから、映像やゲームの制作など、クリエイティブ志望で入学する学生が多いのが同学部の特徴。その中で、コンテンツのクリエイティブだけでなく、広告やマーケティングに興味がでてきた学生が、進藤教授が属する「メディア社会コース」を選択するのだという。

広告やジャーナリズム、ソーシャルサービスなど、メディアでビジネスを支え、提案する力を付ける「メディア社会コース」。進藤研究室では、デジタルマーケティングを中心に、広告、コンテンツビジネス等について研究している。

「創作に興味があり入学した学生が多いことから、まず経営やマーケティングの基礎として、テーマに関係する業界研究・企業のケーススタディを行います。研究にあたっては、実態と乖離しないように必ず外部の人へのインタビューやフィールドワークを実施します」と進藤教授は説明する。

また、学会での発表も奨励し、毎年日本マーケティング学会のカンファレンスで数名の学生がポスター発表を行う。卒論発表会の際には卒業生や外部の研究者、専門家を招いてディスカッションに参加してもらうのだという。こうして...

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