電通とファンベースカンパニー「ファンベースCXプログラム」提供開始
電通はファンベースカンパニーと業務提携し、共同開発した企業の継続的成長を支援する「ファンベースCXプログラム」を7月1日より提供開始した。
「ファンベースCXプログラム」とは、ファンの「推奨行動」を促し、顧客生涯価値(LTV)の継続的向上と新規顧客獲得の双方を相乗的に循環させていく「ファンベースCXループ」を創造するソリューションのこと。電通の社内組織「CXクリエーティブ・センター」のクリエイターとファンベースカンパニーが協業する。
同プログラムでは、主に4つの価値を提供する。ひとつ目は、現在のファンとの関係性を強化し、推奨意向を向上させる一体化されたコミュニケーションアイデアの立案と実施。2つ目は、ファンの思いと推奨行動を新規顧客獲得拡大につなげるクリエイティブ施策。3つ目は、社員のモチベーションを上げ、社内のファン度を高める「社内ファンベース」。
4つ目はファンベースカンパニーの独自開発ツール「ファンベース診断」を用いた分析と継続的な効果検証。現在のファンがより企業やブランドのファンになり、未来のファンが生まれ、さらに社員自身も自社のファンになるCXの好循環を生み出すことを目的としている。
博報堂DYMP“Tele-Digi AaaS”にCTVのOTT広告配信を追加搭載
博報堂DYメディアパートナーズは、テレビとデジタルの横断的な広告効果を予測するシミュレーションツールに、コネクテッドテレビのOTT(Over The Top)広告配信を搭載し、“Tele-Digi AaaS”のプランニングソリューションとして提供を開始することを発表した。
“Tele-Digi AaaS”は、同社が提唱する広告メディアビジネスのDXを果たし、広告主の広告効果最適化を通して事業成長に貢献する、次世代型モデル「AaaS」のソリューションのひとつ。テレビとデジタルを統合的に管理し、効果的・効率的な広告運用を行う。今回の追加開発により、コネクテッドテレビ(CTV)の広告効果を含めた統合プランニングが可能となる。
今回、第一弾としてTVerを追加。第二弾はYouTubeを予定しているという。これにより、地上波CMとPCやスマートデバイスのデジタル主要メニュー、CTV上で配信されるTVer/YouTubeに対し、最適な予算配分や、その予算配分によって得られる広告効果の予測を算出することが可能となり、広告主のKPI目標達成に貢献する。同社は今後もテレビとデジタル広告の効果最大化を可能にするさまざまなサービスを順次導入していく考え。
SMNと読売新聞「Y×S Ad Platform」提供開始
SMNと読売新聞東京本社が協業して広告ビジネスを進めている「YOMIURIX-SOLUTIONS」(略称YxS)は、新聞とテレビの2大マス媒体の接触データを連携した広告配信プラットフォーム「YxS Ad Platform」の提供を開始した。